note3.6「降しきる恋の中」








降りしきる恋の中、遠く笑うあなたを見ていた。


その声も、瞳も、首筋も、震える香り
留まるのなら、この夢に。


この身体に残るズルさの痕も いつか消えてしまうなら
許す以外、何が出来るというのでしょう?

あなたを愛すると決めたその日からわたしは
全てを「棄てない」覚悟を決めたのです。


降りしきる恋の中、遠ざかるあなたを見ていた。


その指も、息も、温もりも、しなやかな嘘
帰るのなら、あの笑顔に。



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