note2.27「臆病な夜明け」




あなたに抱いた 淡い哀しみは
どうやら 本格的に現実になりそうで
臆病なあの日を 悔いるばかりです。


嘘を纏えるだけ纏って 否定を振りかざし
一体 何を守りたかったのでしょう?

あなたの興味が 失望に変わるのを感じて
ほっとしたのは 他でもないわたしなのに。


一人で泳ぐ 安全な毎日の中で
見上げる月は 苦しいほど穏やかで

あなたといると すっと馴染む感じが
諦めた 柔らかな暮らしを 思い出させて
怖かったのです。

本当に 本当に 怖かったのです。


もう一度。を願うのは そんなにも醜いことなのでしょうか?

無様なわたしを 気に入ってはもらえませんか?



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